最寄り駅サーチ v2.0.0β1をリリースしました

8月2日のv1.7.7リリースからかなり時間を空けてしまいました。

次バージョンのリリースに向けて最低限の実装と確認が完了したものの、製品版とするにはまだまだ対応すべき部分もあり、リリースまでにしばらくお時間をいただこうと思っております。

機能としては充分に利用できる状態にありますので、v2.0.0β1としてGooglePlay上にベータ版公開をさせていただきました。

GooglePlayの最寄り駅サーチのページからからベータ版に参加することで利用が可能になります。

ベータ版を利用の際は思わぬ不具合が発生する可能性があるため、利用する際は駅の記録をファイルにエクスポートするなどデータのバックアップを行うようお願いします。

v1.7.7からv2.0.0β1への変更内容は次のとおりです。


<通知、位置情報取得のAndroid8.0対応>

Android8.0以上の新しい通知方式である「通知チャネル」に対応させました。通知チャネルはAndroid8.0以上でないと動作しないため、Android8.0未満でも通知がされるように内部で通知を切り分けています。位置情報取得についても現在の手法では非推奨とされてしまったため、こちらも新しい取得方法に置き換えました。

新しい位置取得方法に置き換えたことによって挙動が変わることはありません。

Android8.0の端末と6.0の端末でそれぞれ数十駅の移動をさせての動作確認を行い、正常に通知されることを確認しています。

ただし、Android8.0以上の端末でバッテリー節約モードが有効になっている場合、位置取得や通知をブロックしてしまうことがあります。通知がされないなどの状況になりましたら、端末の設定をご確認ください。

<全体的なレイアウト変更>

メイン画面の下部の状態表示や全体的な配色を見直しています。一部のリスト表示で淡くなっていますので製品版リリースまでに見直しができないか対応方法を検討しています。

<領域図の現在位置ボタンの挙動の見直し>

メイン画面からの領域図の右下に現在位置ボタンがありますが、このボタンの挙動が不安定でした。ボタンをタッチして青表示になったときに現在位置を追従し、ズームやジェスチャーで移動させた場合は追従をさせないようにしました。

<いくつかの駅追加と調整>

函館本線神居古潭(廃駅)、秩父鉄道ふかや花園の追加と、大船渡線高田病院・高田高校前の位置調整を行いました。

<オンラインヘルプのhttps化の準備>

オンラインヘルプは本ブログの固定ページを表示することで実現させています。アプリから本ブログのURL先がhttp://であったため、https://に変えています。ブログ側をhttps化してしまうとv1.7.7の製品版からページを閲覧できなくなってしまうため、v2.0.0では「httpsでページがみつからなかっならhttpにする」という形をとるようにしました。そのため一度「Page Not Found」と表示されてしまうことがあります。(サイト側で301リダイレクトすればいい話なのですが・・・すみません)

以下、目に見えない大改修をやってます。

・JavaベースからKotlinベースへ全ソースコード差し替え
・テキスト読み上げAPIの非推奨メソッドへの対応
・機能付け足しで複雑化したソースをクラス化して整理
・大量に発生していたLint警告への対応
・プロジェクト管理ツール(Planio)の導入


以下、v2.0.0やv2.0.0以降に向けて実装ができないか検討しているもの

・ダークテーマの実装
・設定のプリセット登録/呼び出し(利用シーンにあわせて更新時間・探索方法・音・バイブを一括設定)
・メイン画面をフリックさせたら手動で探す画面や設定画面に切り替える
・地図表示内のポリゴンを画面サイズにあわせて表示させる(駅ろけサーチ方式にする)
・Android8.0環境で非推奨と言われてしまう機能の見直し(リストビューの背景色、プログレスバー)
・位置取得サービスからフロートウィンドウを呼び出して他アプリ起動中でも画面上部に割り込んで駅名表示(Headsup Notificationに頼らない画面表示)
・位置取得OFF→数分後再開で位置を変更せずにリマインダ通知させると駅名が表示されないことがあった事象への対応(1回だけ発生)


 

今回お話する内容は以上になります。状況が変わりましたら改めてお知らせ致します。

 


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